大腸カメラ

下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)、大腸ポリープ切除(小さなものに限ります)を行います。
食事の欧米化にともない日本人に大腸癌が急増しています。
- 検診で異常があった
- 最近便通が変わった(便秘や下痢になった)
- 排便時に出血する
- 血縁家族に大腸癌の方がいる
…など思い当たる場合には特に一度、大腸カメラでの検査をおすすめします。
大腸カメラの検査は痛くて辛いと経験者から聞いたので・・・という方へ
大腸カメラが「しんどい」のは、
- 検査前に、2リットル近い下剤を飲んで、何度もトイレに通わなければいけない・・・
- カメラの挿入が痛い(痛かったと聞いた)・・・
- 検査後のお腹の張りが辛い・・・
の3点が理由です。
当院では、大腸カメラ検査専用トイレを完備した前処置室で下剤を服用していただきます。
(ご自宅で服用していただく場合もあります)。
- 通常は麻酔なしでもほとんど苦痛はありませんが、極端に腸の長い方や腸に強い癒着がある場合は、少量の麻酔薬を使用する場合もあります。
- 検査中、カメラから空気を送りながら大腸を観察します。空気の代わりに、二酸化炭素を使用することにより(CO2レギュレータ)、お腹の張り感が残ることはほとんどありません。
大腸カメラの検査が少しでも皆様の身近になるよう努力を続けていきたいと考えます。
大腸ポリープ内視鏡手術
大腸ポリープが見つかった場合は、必要性と御希望に応じて内視鏡切除を行います。
内視鏡切除に伴う痛みはありませんが、術後は数日間、食事や安静などの一部の生活制限がございます。
また安全第一に行うために、ポリープの大きさや形状によって、または基礎疾患(心臓ペースメーカー、人工透析中、血液をサラサラにするお薬を普段服用されている方、その他)をお持ちの方は、日帰り手術に対応できない場合もあります。
そのような場合やもしくは御希望に応じて、近隣の高度医療機関へご紹介させていただきます。