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大腸カメラ検査の流れ

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大腸カメラを受けるときの当院での流れをご紹介します。下剤の飲み方や検査時間は、施設によってまちまちですが、大体同じように考えていただけると思います。

①検査の2日前から、便を軟らかくするお薬と軽い下剤を内服していただきます。

②検査前日の夕食は、検査食を食べていただいて、以後は絶食となります。水分はしっかり飲んでいただいてOKです。

③検査当日は午前中から約2リットルの下剤(腸管洗浄液)を1~2時間かけて服用していただきます。その後、4~5時間で腸内の便がほぼきれいに流し出されます。

④検査開始です。検査開始の前に、腸の動きを抑える注射を肩にします。

大腸は左の図のように一番奥が盲腸になりますが、まずは肛門から盲腸までスコープを挿入します。盲腸までたどりついてから、今度は腸を膨らませ、ポリープなどの病変を探しながらスコープを抜いてきます。

病変が見つかった場合に、組織の検査をしたり、ポリープ切除を行ったりする場合がありますが、このあたりは施設によって違いが大きいです。

検査時間は、ポリープ切除などの治療がない場合には、大体15分~20分のことが多いです。

⑤検査後、組織の検査やポリープ切除がなければ、アルコール・食事制限や運動制限はありません。特にポリープ切除を行った場合は、数日の食事・生活制限があります。

胃カメラと異なり、大腸カメラの検査は下剤を服用し排便に要する時間が必要なので、1日作業となります。またポリープ切除の可能性がある場合は、合併症に注意が必要なので、1週間程度は旅行や出張などの大事な用事がない時を選んで検査予約をしましょう。